3月最終週採決で二択迫る 英首相計画 離脱案支持か長期延期か (1/2ページ)

 英ITVニュースは、メイ英首相が、自らが推す欧州連合(EU)との離脱合意案の議会採決を3月の最終週まで引き延ばし、首相の離脱案を支持するか、さもなければ非常に長期化しかねない離脱延期を受け入れるかの二者択一を英議会に迫ることを計画していると報じた。

 報道によれば、メイ首相のチームでEU離脱交渉責任者を務めるオリバー・ロビンス氏は、首相が考えるEU離脱はそのような展開になりそうだと語った。同氏がブリュッセルのバーで11日夜に計画について話すのをITVの記者の一人が耳にしたという。

 メイ首相は、重要な議会採決で自らの離脱案が承認されるよう十分な政治的支持を集める細心の努力を続けているが、ITVの報道は首相の取り組みに水を差す可能性がある。メイ首相は12日の下院で、EUとの協議プロセスが継続中だと述べ、より良い離脱条件をEUと取り決めるためにさらに時間を与えるよう議会に強く要請。「協議は重大局面に差し掛かっており、下院が要求する修正を勝ち取る勇気をわれわれ皆が今持つ必要がある」と訴えた。

 ITVニュースによると、EU離脱予定日までわずか数日という段階で、議会に選択を迫ることを首相プランが実際に意図している様子を裏付ける一定の兆候が、ロビンス氏の発言から読み取れる。政府の修正案が可決されなければ、離脱交渉を延長せざるを得ないと3月最終週に議会に通告する戦略であり、離脱手続きを定めるリスボン条約50条の期限延長にEU側も最終的に同意する可能性が高いとロビンス氏は話していたという。

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