【よむベトナムトレンド】EC成長に伴い物流市場に変化 (1/2ページ)

ベトナムの首都ハノイでトラックから荷下ろしをする物流作業員(ブルームバーグ)
ベトナムの首都ハノイでトラックから荷下ろしをする物流作業員(ブルームバーグ)【拡大】

 Google-Temasekが2018年11月に公表したリポートによると、ベトナムのeコマース(EC、電子商取引)市場規模は18年で28億ドル(3080億円)、25年までに150億ドルに達すると見込まれる。

 15年から25年にかけての年平均成長率は43%。東南アジアではECのアクティブユーザーが1億2000万人いる中で、ベトナムはインドネシアに次ぐ速さで成長している。

 成長する市場に対し、アリババや京東、テンセントといった中国大手EC企業はベトナム最大規模のECサイトLazadaやTiki、Shopeeに資本参加、また、FPTやVinグループなど、ベトナム大手企業もSendoやAdayroiといったECサイトを開設し市場シェアを争っている。

 ラストワンマイル

 EC市場の成長により、EC物流市場も拡大を続けている。Ken Researchによると、18年で1億300万ドルに達し、22年までに年平均42%の成長が見込まれる。

 ただ、ベトナムのEC物流は発展途上にある。EC企業にとって競争に勝つための重要要素の一つは「最終拠点からエンドユーザーまでのラストワンマイル物流サービス」の向上である。大量の注文をタイムリーに処理でき、同時に高信頼性・効率性を実現したいと考えているが、十分に対応できるEC物流事業者が少ないのが現状だ。

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