【ニュースレビュー】3.3~7 海外

 ■中国、成長率目標6.0~6.5%に

 中国の第13期全国人民代表大会(全人代=国会)第2回会議が5日、北京の人民大会堂で開幕した。李克強首相は政府活動報告で、2019年の実質国内総生産(GDP)の成長率目標を「6.0~6.5%」に設定し、2年ぶりに引き下げた。18年の目標は「6.5%前後」。

 ■アマゾン・ベゾス氏資産世界一

 米誌フォーブスは5日、2019年版の世界の長者番付を発表した。米アマゾン・コムの創業者で最高経営責任者のジェフ・ベゾス氏が保有資産1310億ドル(約14兆6000億円)となり2年連続で首位だった。2位はマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏の965億ドル。

 ■トヨタ、英生産撤退も検討

 トヨタ自動車は6日、英国が欧州連合(EU)から合意のないまま離脱する事態となれば、2023年ごろにも英国内の生産から撤退する可能性もあることを明らかにした。トヨタのヨハン・ファンゼイル執行役員(欧州法人の社長)がジュネーブ国際自動車ショーの会場で語った。

 ■FB、対話内容の暗号化を推進へ

 米フェイスブック(FB)のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者は6日、個人情報保護を強化し、傘下の通信アプリ「メッセンジャー」などで対話内容の暗号化を進める方針を発表した。FBでは個人情報流出が相次いでおり、秘密保持のレベルを高めて利用者離れを防ぐ。

 ■米景気、10地区でやや拡大

 米連邦準備制度理事会(FRB)は6日、全国12地区の連邦準備銀行による景況報告を公表し、1月下旬から2月までの景気は10地区で「やや拡大した」との判断を示した。ただ製造業の多くの企業が、世界的な需要鈍化や通商政策の先行き不透明感に懸念を示した。

 ■ファーウェイ、米決定違憲と提訴

 中国の華為技術(ファーウェイ)は7日、米国が国防権限法で、米政府機関での同社製品の使用禁止を決めたのは違憲だとして米テキサス州の連邦地裁に提訴したと発表した。記者会見した郭平・副会長兼輪番会長は、使用禁止の「いかなる証拠も示されていない」と反発した。

 ■韓国、三菱重の資産差し押さえ申請

 韓国の元徴用工や元朝鮮女子勤労挺身隊員らが三菱重工業に賠償を求め、韓国最高裁が原告側の訴えを認めたことを受け、元挺身隊員側の弁護団は7日、賠償支払いを拒否している同社の資産差し押さえをソウル中央地裁に申請した。元徴用工の弁護団も近く申請する。

 ■欧州中銀、年内利上げ断念

 欧州中央銀行(ECB)は7日、理事会を開き、年内の政策金利の引き上げを断念することを表明した。金利を現行水準に維持する時期を「少なくとも今夏まで」から「少なくとも年内」へと変えた。景気下支えのため、新たな長期資金供給策を導入することも決めた。