墜落「737MAX」大混乱 米当局お墨付き 運航可否めぐり業界二分 (1/3ページ)

米ボーイング製新型機「737MAX」。運航の可否をめぐり航空各社の対応は二分している(ブルームバーグ)
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 10日に発生したエチオピア航空機墜落事故を受け、世界の航空業界に混乱が広がっている。米航空当局が11日、墜落した米ボーイング製新型機「737MAX」について運航停止の措置を取らないと発表。この一方、同機種への搭乗に不安を訴える利用者からの問い合わせが殺到し、航空各社は対応に苦慮している。

 過去5カ月で2度

 米連邦航空局(FAA)は11日、737MAXの信頼性について「引き続き耐空性要件を満たしている」とする国際的通知を出した。機体の安全性にお墨付きを与えた形だ。

 だが、737MAXの墜落は昨年10月のインドネシア格安航空会社(LCC)ライオンエア航空に続き、過去約5カ月で2回目。2つの事故には明らかな類似点がある。ともにほぼ新品のボーイング737MAXで離陸後間もなく変調を来し、パイロットが出発空港に引き返しを要請したことなどだ。相次いだ悲劇に、同型機の設計上の欠陥を問う声が上がっているが、FAAは、これまでのところ2つの事故の関連性を示す決定的な証拠はないと説明した。

 わずか5カ月間に合わせて346人の命を奪った事故に、利用者の間には動揺が広がっている。乗客は航空機の安全性についての懸念をソーシャルメディアで表明、同機の運航を続ける航空各社から安全の保証を得ようとしている。

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