米、対中協議で妥結急がず 首脳会談4月か、譲歩狙う

13日、ホワイトハウスで発言するトランプ米大統領=ワシントン(AP)
13日、ホワイトハウスで発言するトランプ米大統領=ワシントン(AP)【拡大】

 トランプ米大統領は13日、中国との貿易協議で「妥結を急がない」と記者団に述べた。決着を図る米中首脳会談を月内に開催する意向を強調してきたが、4月にずれ込む可能性を示した。中国の構造改革をめぐりぎりぎりまで譲歩を引き出すのが狙いとみられる。

 トランプ氏は協議は「非常にうまくいっている」としつつも「米国にとって素晴らしい取引をするか、全く取引をしないかだ」と説明。解決すべき課題が残っていることをにじませ、合意できない場合は「追加関税を課す」とした。

 米中双方の隔たりで依然大きいのは、合意内容の実施を求める仕組みづくりだ。ライトハイザー通商代表は、技術移転強要の是正策などで、中国の履行状況を確認する定期会合の開催を提案。違反した場合に関税を引き上げる罰則規定の導入も求め「合意を守らせる枠組みがなければ、大統領は妥結しない」と強気の姿勢を崩していない。(共同)