海外情勢

ベトナム農業にイスラエル参入 ハイテクなどで品質維持支援 (1/2ページ)

 ベトナムの農業分野にイスラエルの企業が参入する。ベトナムの農家にハイテク指導も行う構えだ。国営ベトナム・ニューズによると、ハノイ市人民委員会のグエン・ゾアン・トゥアン副委員長は「かつては水資源のない砂漠化が進む厳しい土地柄だったイスラエルは、いまや、最新の創造的な農業技術で成果を上げている国だ」と絶賛している。

 トゥアン副委員長は「農業生産に高度な技術で取り組む先駆的なイスラエル企業が、ベトナム農業のハイテク化に役立つと期待している」と歓迎の意を述べた。また、ベトナムは近年、農産物の生産・貯蔵・加工技術が向上しているものの、まだ物足りない点があると指摘した。具体的には、収穫後の農産物はハノイ市民の要求を満たす方法で保管・加工されてはいるが、ハイテク農業プロジェクトはほとんどないという。

 ハノイ市当局は手をこまぬいてきたわけでない。生産物の安全と高品質を確保できる技術の開発を求めてきた。

 イスラエル企業デコのイラン・ロンドン国際販売担当部長は「果樹からフルーツをちぎった瞬間からフルーツの品質は下がり始める。わが社は出荷、輸送、保管、収穫技術を通じて品質を維持するノウハウを持っている」と胸を張る。「ベトナムは、わが社のノウハウで生産者がより高品質な製品を手掛け、有利な輸出先を見つけられる」とも語った。さらに、「わが社はあらゆる種類のフルーツや野菜に対応する技術とノウハウを持っている。ベトナムの農産物の付加価値を高めて市場を広げることもできる」と自信を示した。

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