東証反発、163円高 英EU離脱巡る懸念和らぐ

 15日の東京株式市場の日経平均株価は反発した。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる投資家の懸念が和らいだことで買い安心感が広がった。終値は前日比163円83銭高の2万1450円85銭だった。

 東証株価指数(TOPIX)は14・34ポイント高の1602・63。出来高は約14億8300万株。

 英下院がEU離脱の期限延期に向けた政府動議を可決。市場では「欧州情勢の混乱が深まるといった悲観論がひとまず後退したため、投資家の買い戻しが進んだ」(大手証券)との見方があった。