麻生財務相が2%物価目標に言及 「こだわり過ぎるとおかしくなる」

 麻生太郎財務相は15日の記者会見で、2%の物価上昇目標に向けた日本銀行の金融政策について「国際情勢は変わった。こだわり過ぎるとおかしくなる」と述べ、物価上昇目標にこだわらず、柔軟な運営を行うべきだとの考えを示した。

 麻生氏は「石油代金も大きく変わった。国民の中で2%に上がらなかったから、けしからんと言っている人は1人もいないように見える」とした。

 麻生氏は12日の参院財政金融委員会でも、日銀の金融政策運営について「少し考え方を柔軟にやってもおかしくないのではないか」と発言していた。

 一方、4月までに選ばれる世界銀行の次期総裁に立候補したのが、対中強硬派のデービッド・マルパス米財務次官1人だったことを受け、麻生氏は「日本はマルパス氏を支援することを表明する」と述べた。