【マーケット トレンド】長期金利 10年債マイナス圏で推移か

 債券市場は、長期金利の指標である新発10年債利回りが引き続きマイナス圏で推移しそうだ。前週は相場を大きく動かす材料が見当たらず、長期金利はマイナス圏の比較的狭い範囲内にとどまった。今週は米国の金融政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる。政策金利見通しの下方修正や資産規模縮小方針の見直しが行われれば、米長期金利の上昇を抑える要因となって世界の債券市場に影響する可能性がある。