一帯一路の2国間交渉否定

 フランスのマクロン大統領は22日、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」をめぐり、欧州連合(EU)加盟国が単独で中国と合意締結を協議するのは「良い方法ではない。フランスはしない」と訴えた。ブリュッセルで開かれたEU首脳会議終了後の記者会見で述べた。

 一帯一路をめぐっては習近平国家主席が23日、イタリアのコンテ首相と会談し覚書を締結予定。マクロン氏は港湾施設など国の重要なインフラが中国の資本に支配されることの危険性などを念頭に発言している。

 欧州債務危機の際、EUがギリシャなどに対し財政再建のため国有施設の民営化を強制したことに関し「株式を取得したのは中国の投資家ばかりだった。戦略的な誤りだった」と主張した。(共同)