長期金利2年半ぶり低水準 一時マイナス0・09%

 週明け25日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(353回債、表面利率0・1%)の利回りが前週末終値より0・015%低いマイナス0・090%で始まった。取引時間中としては平成28年9月下旬以来、約2年半ぶりの低水準。

 世界経済の減速懸念が広がり日経平均株価が大幅に下落したことで、安全資産とされる国債が買われ、利回りが低下した。

 大阪取引所10年国債先物の中心限月である6月きりは15銭高の153円19銭。