高論卓説

生産性高めるスマート農業 最新技術で耕作面積増加にも対応 (1/3ページ)

 ロボット技術やICT(情報通信技術)で作業の効率化を図るスマート農業が今、日本の農業を大きく変えようとしている。日本の農業は、小規模農家が多いために生産性が低く、農業従事者は少子高齢化で減少の一途をたどっている。「日本の農業は機械化が遅れている上に、農業就業人口が減少していますから1人当たりがカバーしなければならない面積が増えている。機械化、自動化は避けて通れない話です」(農林水産省の別所智博技術会議事務局長)

 日本の農業就業人口は1995年の414万人から2018年には175万人に減少。1経営当たりの平均耕作面積は1.6ヘクタールから2.9ヘクタールへと増加しているが耕作放棄地も急増。しかも農業従事者の68.5%が65歳以上の高齢者だという。

 このままでは日本の農業は衰退してしまうかもしれない。こうした中で注目されているのがスマート農業だ。これはAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ドローンなどの活用で農業の生産性向上やコスト削減をしていこうというもので、農水省は19年夏までに推進プログラムを策定し、25年までに農業の担い手ほぼ全てがデータを活用した農業を実践できるよう目指している。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus