ドイツのメガバンク合併交渉、3万人削減を議論 ドイツとコメルツ「5つの争点」 (1/3ページ)

ドイツ銀(右)とコメルツ銀の看板(ブルームバーグ)
ドイツ銀(右)とコメルツ銀の看板(ブルームバーグ)【拡大】

 ドイツ銀行とコメルツ銀行はどのような合併なら実際に機能するのか、詳細を詰める段階に入っている。交渉はしばらく続くとみられているが、解決しなければならない争点は極めて多い。

 関係者によると、中でも重要になるのはコスト削減とバランスシートのリスク。2行ともフランクフルトに本社を置き、ドイツ国内で大規模に展開しているために競合する部分が多く、削減は大規模になる可能性がある。関係者は「4割近くのコスト削減が可能になる」との見方を示している。

 合併交渉で主要な争点とみられているのは、次の5点だ。

 新事業体の創設案

 (1)コスト削減の方法

 最大3万人の削減が議論される見通しだ。このほか重複する支店やコールセンター、データ処理センターなども対象になるだろう。コメルツ銀はマーケッツ事業からの撤退を進めていたところで、最近もマーケットメーキング事業をソシエテ・ジェネラルに売却した。

 (2)どちらが優位に立つか

 対等な合併などというものは大抵あり得ず、合併する場合は2行のうち規模に勝るドイツ銀が主導権を握るだろうと、交渉に詳しい関係者は語った。

新しい事業体を創設?