【17日の東京株】56円高 中国GDP予想上回り連日高値

 17日の東京株式市場の日経平均株価は前日比56円31銭高の2万2277円97銭で取引を終え、今年に入って初めて5営業日連続で上昇した。中国の景気減速が底を打ち、好転するとの期待から買い注文が広がった。終値は4営業日続けて今年の最高値を塗り替え、約4カ月半ぶりの水準を付けた。東証株価指数(TOPIX)も4.22ポイント高の1630.68で今年の最高値を更新。出来高は12億7000万株だった。

 日米主要企業の好業績期待や円安を好感した買いが先行した。上海株が安く始まったことで平均株価も一時下げに転じたが、中国の1~3月期の実質国内総生産(GDP)成長率が市場予想を上回ったことから、不安心理が後退して再び上昇した。