走って発電、エコでヘルシーなライフスタイルを (1/3ページ)

スポーツアートのクロストレーナー(同社提供)
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  • スポーツアートのトレッドミル(同社提供)

 科学者たちは自然の力から再生可能エネルギーを生み出す方法を模索しているが、日々燃焼されながらも活用されていないエネルギー源が1つある。カロリーだ。

 これを変えようと乗り出したのが、創業42年の台湾のフィットネス機器メーカー「スポーツアート」で、運動しながら発電できるトレッドミル(ランニング、ウオーキングマシン)やクロストレーナー、フィットネスバイクを販売している。

 リアルタイム供給

 「ハムスターの回し車を想像してほしい。人間がハムスターで、トレッドミルが回し車だ。回し車を回し始めると内部の発電機が電力を起こす」と、同社のルーベン・メヒア最高技術責任者(CTO)は語る。

 身体運動は細胞内で行われる燃焼反応を動力源とする。スポーツアートが特許出願書類の中で述べているように、「この運動エネルギーが活用されていないのは残念」なことだ。

 通常のトレッドミルはモーターの力で走行ベルトを動かすが、それには電気代がかかる。その点、スポーツアートのトレッドミルにはモーターがなく、重力を駆動力とする。エクササイズを始めるには、走行ベルトのブレーキを解除すればいい。ランナーが足の力でベルトを後方へ送り出せるように、器具は床に対して4度の角度に傾斜している。足を前に進めるとベルトがローラーを回転させ、この回転運動から電気を取り出す仕組みだ。

電源ソケットへ即座に