株価・外為

粗鋼生産9年ぶり低水準 18年度、被災やトラブルで

 日本鉄鋼連盟が22日発表した平成30年度の粗鋼生産量は前年度比1・9%減の1億288万9千トンだった。2年連続で減少し、リーマン・ショック後に製造業が大幅に停滞した21年度以来、9年ぶりの低水準。西日本豪雨や北海道の地震による設備の被害に加え、鉄鋼大手で相次いだ生産トラブルが響いた。

 鉄連は、鋼材需要が東京五輪・パラリンピックや首都圏開発のほか、自動車向けなどで堅調に推移していると分析。このため、31年度の粗鋼生産量はプラスに転じるとみている。

 30年度の鋼種別は、車や建築用などに幅広く使われる普通鋼が2・4%減の7756万9千トンで、5年続けて落ち込んだ。強度を高めるといった処理を施した特殊鋼は0・2%減の2532万トンと、3年ぶりのマイナスになった。

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