国内

公明・山口代表「短観だけで増税延期うんぬんは論外」

 公明党の山口那津男代表は22日の記者会見で、自民党の萩生田光一幹事長代行が日銀の企業短期経済観測調査(短観)次第で10月の消費税10%への引き上げ延期もあり得ると示唆したことについて「短観だけをもって、(延期を)うんぬんするというのは論外だ」と述べた。

 現在の経済状況が増税延期に与える影響に関しては「全く影響はない。リーマンショック級の大きなことでもない限り、予定通りやるのが政府・与党の一貫した方針だ」と強調した。

 萩生田氏が増税延期の場合は「国民に信を問う」と発言し、夏の参院選に合わせて衆院選も行う「衆参同日選」が取り沙汰されていることについては「信を問う資格があるのは首相だけ。それ以外の人が言ったことは聞き流す。客観的に信を問うべき課題があるかどうかは、もっと冷静にみるべきだ」と否定的な見方を示した。

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