海外情勢

ティックトック罰金6.4億円 児童情報の違法収集 米当局と和解 (1/2ページ)

 動画配信アプリ「TikTok(ティックトック)」の児童の個人情報の違法収集問題について、運営側が米連邦取引委員会(FTC)との間で和解したことが分かった。運営側は和解条件として570万ドル(約6億3800万円)の罰金を支払う。児童のプライバシーをめぐる制裁金としては過去最大規模となる。

 FTCは声明で、ティックトックの前身に当たるミュージカリーと和解に至ったと説明した。FTCによると、ミュージカリーは13歳未満の児童から名前や電子メールアドレスなどの情報を保護者の了承を得ずに収集していた。

 FTCのシモンズ委員長は「今回の高額な罰金は児童を対象とした全てのオンラインサービスやウェブサイトへの警告となる。われわれは法律を甚だしく無視している企業を容認できない」と話した。

 米国の児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)では、ウェブサイトやアプリなどのオンラインサービスで児童からの情報収集や利用・開示に制限を設けている。FTCによれば、ミュージカリーのアカウントはデフォルト設定で別のユーザーが児童のプロフィルや写真、動画などを閲覧することが可能だった。

 ティックトック側は発表資料で、FTCの指導に基づき米国の低年齢層利用者への対応を改善させる変更を進めていると表明した。また、個人情報の共有を認めず、コンテンツとユーザー交流も広く制限するとしている。

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