海外情勢

輸出低迷、韓国マイナス成長 1~3月前期比0.3%減 10年ぶり低水準 (1/2ページ)

 韓国銀行(中央銀行)が25日に発表した2019年1~3月期(第1四半期)の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.3%減と市場予想(0.3%増)を下回り、10年ぶりの低水準となった。投資の減少や半導体などの輸出の低迷が響いた。

 1~3月期のGDPは前年同期比では1.8%増で、市場予想(2.4%増)を下回った。設備投資は前期比11%減と前期(4.4%増)から急減し、21年ぶりの大幅な落ち込みとなった。輸出は数量ベースで前期比2.6%減少した。

 韓国銀行の李柱烈総裁は半導体を中心とした輸出の減少が影響したとの見方を示した。同総裁は輸出と設備投資は年後半に改善する可能性が高いと予測している。

 最大輸出相手国である中国への輸出が減少する中、韓国のGDPの半分を占める輸出は5カ月連続で減少する見通しだ。世界景気の減速や半導体需要の不振も続いており、サムスン電子やSKハイニックスなどの半導体大手が打撃を受けている。

 文在寅(ムンジェイン)大統領は雇用創出や所得拡大を目指す政策を推進しているが、これらの政策が奏功していないことから同大統領の支持率はさらに低下する可能性がある。韓国株の指標である韓国総合株価指数は一時0.6%安。通貨ウォンは一時0.9%下げ、2017年3月以来の安値を付けた。

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