株価・外為

NY株3日続伸、38ドル高 医薬品が下支え

 4月30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日続伸し、前日比38・52ドル高の2万6592・91ドルで取引を終えた。朝方発表した四半期決算が市場予想を上回った医薬品のファイザーとメルクが買われ、相場全体を下支えした。

 市場には米連邦公開市場委員会(FOMC)や米雇用統計の内容を見極めたいとの様子見ムードもあり、上値の重い展開が続いた。29日に発表した四半期決算の内容が市場予想を下回ったグーグルの持ち株会社アルファベットが下落し、相場の重しとなった。

 幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は2・80ポイント高の2945・83と3営業日連続で過去最高を更新した。一方、ハイテク株主体のナスダック総合指数は66・46ポイント安の8095・39と4営業日ぶりに反落した。(共同)

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