海外情勢

「旺旺集団は外部に説明を」 台湾の大陸委、補助金受領報道で提案

ラヂオプレス

 台湾中央通信によると、台湾で対中政策を主管する行政院大陸委員会の邱垂正・副主任委員はこのほど、総合食品メーカー・旺旺集団が中国大陸側から補助金を受けていたとの報道を受け、「大陸の台湾企業が現地政府の補助金、または優遇措置を受けることは、両岸人民関係条例に関する問題には違反していない」としながらも、「旺旺集団は補助金受領に関する具体的な状況について外部に向けて説明し、これによって外部の疑念を解消する方がいい」と提案した。

 一方で邱副主任委員は「中共(中国共産党)当局が現在、政治的目的を基に補助金というやり方で台湾メディアの経営に介入していると外部が憂慮していることについては、政府は予防を強化することにしており、またこのことを注視していく」と強調した。

 「蘋果新聞網」(アップル・デーリー電子版)は先ごろ、香港取引所発表の旺旺中国の2017/18年度財務報告を引用し、「当該年度の『その他の所得』の項目に、4億7700万人民元(約79億400万円)の政府補助金がある。財務報告は『政府補助金とは各政府機関から得た補助金収入のことを指す。これは中国にある同集団の幾つかの子会社に与えられた報奨金である』と述べている。旺旺中国の07~18年度の財務報告によると、同社は11年間で中国大陸政府から約152億6000万台湾元(約551億円)の補助金を受け取っている」と報じていた。(RP=東京)

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