海外情勢

ファーウェイ製品は「脆弱」 サイバー防衛で後手、英監督委報告 (1/2ページ)

 中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)の製品は中国政府のハッキングにもろいだけでなく、それ以外の多くの攻撃にも弱いと英国のファーウェイサイバーセキュリティー評価センター(HCSEC)監督委員会が年次報告書で指摘した。

 広範な主体が侵入できる脆弱(ぜいじゃく)性を生む基本的エンジニアリング能力とサイバーセキュリティーの予防に関わる調査結果だ。英国家サイバーセキュリティーセンター(NCSC)は特定された不具合が中国政府の干渉による結果だとは考えていない。

 既に苦境に陥っている華為には、これまで以上に悪いニュースだ。今までの懸念は中国政府の主体がもたらす脅威に焦点が絞られていた。これは華為製品の基本的な品質に対する幅広い批判であり、つまりノキアやエリクソン、シスコシステムズといったライバル企業にとっては朗報だ。

 HCSECは英国のネットワークで華為製品使用が認められる前に、全ての同社製品を厳しく検査するためにイングランドのオックスフォードシャーで設立された。3月末に公表された報告書は、一部の機器とソフトウエアの問題を特定したのだ。

 華為はどのように対応すべきなのだろう。米国では昨年、フェイスブックが選挙運動に悪用されたとのスキャンダル発覚が相次ぎ、同社はコンテンツをより効果的に検証するために従業員を数千人増やすと誓った。

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