海外情勢

“コスメ大富豪”韓国で続出 外資投資、独自ブランド成功導く (2/2ページ)

「財閥支配」の例外

 中国の卸売業者への化粧品販売で美容業界のキャリアをスタートさせたキム氏は、16年に自身のブランドであるJMソリューションを設立。当初からアリババグループの旗艦電子商取引(EC)プラットフォーム、淘宝(タオバオ)で人気を博した。ソン氏によれば、GPの昨年1~6月期(上半期)の売上高は3000億ウォンと、17年通期の500億ウォンから急拡大。それがゴールドマンの関心を引いたという。

 韓国では一代で富を築いた資産家はまれで、ブルームバーグの指数によると、世界の富豪500人にランクインした韓国人7人のうち自力で成功したのは2人だけ。家族・同族経営の「チェボル(財閥)」が業種を超えて浸透しており、起業家が付け入る余地はほとんどない。ただ、美容業界は例外だ。

 「大企業にはより多くの資金とより良いインフラがあるが、化粧品事業にはそれ以上のものが必要だ。それはスペシャリストの領域だ」とハブ・アンド・ビーの創業者、イ・ジヌク氏は語った。米エスティ・ローダーは15年、同社の一部株式を取得。取得額は明らかにしていない。(ブルームバーグ Yoojung Lee)

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