海外情勢

中国の欧州接近、党派問わず 協力強化へ欧州議会選に異例の関心 (1/3ページ)

 欧州議会のナージ・デバ議員(英保守党)は昨年11月、イノベーション(技術革新)に関する会議のため北京を訪れた。欧州連合(EU)中国友好グループ会長のデバ氏にとってはいつもの旅だった。いつものように中国政府側が旅客機のエコノミー席をビジネスクラスにアップグレードしてくれた。ホテル代や経費も向こう持ちだ。

 厚遇でシンパづくり

 デバ氏と同グループはEUの公式代表ではないが、EUが正式派遣する代表団よりも厚遇された。共産党の序列3位である全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の栗戦書委員長や党中央対外連絡部の宋濤部長、党中央政治局の蔡奇委員と面談したのだ。

 デバ氏はフランスのストラスブールにある議会事務所でのインタビューで、自身について「かなり親密に中国と関わっている」と述べ、同氏の訪中に関する中国側の手配を認めた。この訪中は欧州議会で記録されており、議員に関する行動規範に準拠している。

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