海外情勢

“米株最強モンスター”に逆風 エナジードリンク、相次ぎ競合参入 (2/3ページ)

 コカ・コーラの新製品は特に注目に値する。ブルームバーグのデータによれば同社はモンスター株を約19%保有する筆頭株主であり、さらにモンスター商品の流通も手掛けている。アナリストの間では、コカ・コーラが時価総額300億ドル近いモンスターを完全買収するのではないかとの観測が以前からあった。しかしコカ・コーラが自社ブランドのエナジードリンクを発売し、さらにコーヒー店チェーンの英コスタを51億ドルで買収する手続きが今年完了したばかりであることを考慮すれば、モンスター買収は遠のいたとみられる。

 ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ケネス・シェイ氏は、「買収のチャンスは過ぎ去ったと思う。コカ・コーラはもう買収はしないだろう」と指摘。「モンスターがコカ・コーラと流通契約を結んだのは大成功だったが、今となってはコカ・コーラのエナジードリンクが強いパートナーシップを断ち切り、世界的にモンスターの伸びを鈍化させるリスクとなっている」と語った。モンスターはコメントを控えた。

 アマゾンとコカ・コーラはそれぞれの業界でトップでありモンスターにとっては脅威だが、最大の脅威はバイタル・ファーマスーティカルズのエナジードリンク「bang(バング)」だ。バングはモンスターから売り上げを奪う形で最近伸びているとみられている。

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