海外情勢

米中対立、惑う金融市場 アジアや欧州債…激化なら値下がり波及も (2/2ページ)

イタリア債にリスク

 成長に関連するキャッシュフローに影響が及べば、とりわけ1~3月期に大きく値上がりしたアジアの社債に懸念が生じる。アバンティ・セーブ氏らバークレイズのストラテジストは、事業環境に逆風が強まっていることを考えればアジアの社債は最近の上昇で買われ過ぎ感が強まっていると指摘した。

 バンガード・アセット・マネジメントは、ウクライナやアルゼンチン、インドネシアなど高リスク債が最も打撃を受けやすいとみている。

 欧州ではドイツ債は値上がりするが、イタリア債は売り浴びせられるリスクがある。イタリア債利回りは先週、2月以来の大幅上昇を記録。UBSグループは投資家に対し、米中の緊張が強まる場合はイタリア2年債の投資判断をアンダーウエートとするよう推奨した。(ブルームバーグ Cecile Gutscher、Justina Lee)

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