海外情勢

習氏「愚か」発言に聴衆歓声 他国の改革目指す外国の試み非難

 中国の習近平国家主席は15日、北京で開かれるアジア文明対話大会の開幕式で、他国の改革を目指す外国の試みは「愚か」だと非難した。

 習主席は「自身の民族と文明が他よりも優れていると考えることや、他の文明を作り変えたり、別のものにしようと主張することは理解力という点で愚かであり、実際問題としては大失敗に終わるだろう」と語った。ただ、貿易問題や米国については直接言及しなかった。

 習主席がスピーチをするのは米国が3000億ドル(約33兆円)相当の中国輸入品に最大25%の関税を賦課する計画の詳細を発表して以来初めてで、その発言が注目されていた。聴衆にはアジア旧植民地国の代表も含まれており、習主席のスピーチは共感を呼んだもようで、「愚か」という言葉に聴衆は歓声を挙げた。

 習主席は「文明同士の交流や相互の学びは相互的かつ平等でなければならない」とし、「強制的ないし高圧的ではなく、多様で多角的であるべきだ。一方的であってはならない」と訴えた。(ブルームバーグ Dandan Li)

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