海外情勢

G20での米中首脳会談 「協議なし」と駐米中国大使

 【ワシントン=塩原永久】中国の崔天凱(さい・てんがい)駐米大使は24日、米ブルームバーグテレビで、大阪市で6月下旬に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせた米中首脳会談は「これまでのところ政府間の協議がされていない」と述べ、会談実施は決まっていないとの認識を示した。

 崔氏は、中国が米国と貿易協議を続ける方針だとする一方、米国が中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に発動した禁輸措置は、国家権力が私企業に向けた「異常な」措置だと批判。中国製の通信機器を通じて、機密が漏れる恐れがあるなどとした米政府の訴えは、「根拠のない嫌疑だ」と反発した。

 一方、崔氏は、6月下旬に中国の習近平国家主席がトランプ米大統領と会う可能性は「つねに開かれている」と指摘。会談実現に向けて米国側に歩み寄りを求める意向をにじませた。

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