海外情勢

テスラ、ノルウェーで“自壊” 供給・サービス不備、クレーム件数膨大に (1/2ページ)

 北欧のノルウェーで米テスラの電気自動車(EV)の供給が追いつかず、購入者の不満が募っている。人口当たりのEV保有台数で世界トップの同国でテスラ車への需要は旺盛である半面、供給・サービス体制の不備でテスラは自らの首を絞めている。

 テスラは年初に同国で従来モデルより低価格の「モデル3」の販売を開始して以降、同国での事業展開について消費者や専門家の関心を集めてきた。

 モデル3投入以降、テスラはサービス改善に取り組んだ結果、1台当たりのクレーム件数は減少し始めている。しかし、同業他社と比較できないほどクレームは膨大な件数に上る。

 ノルウェー消費者審議会は今年に入り既にテスラと顧客との調停を51件扱っており、年間での調停件数は昨年の86件を上回ると予想される。

 BIノルウェービジネススクールが5月に発表した顧客満足度調査で、テスラは今年、5点満点の4点を維持したものの、サービスの悪さから順位は昨年の4位から51位に急落した。

 ノルウェーのテスラ広報担当者は「当社は問題を認識しており、カスタマーサービス人員の倍増やサービスセンターの増設、2交代制の勤務体制などに取り組んできた。新しい調査結果は、顧客の満足度に加え、テスラ車の人気が高まり、同国で欠かせない存在となったことを示している」と述べた。

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