成長戦略

「働く機会確保 ニーズをマッチ」三菱UFJリサーチ&コンサルティング 小林真一郎主席研究員

 今回の成長戦略のうち、70歳までの働く機会の確保は、人手が欲しい企業と、長生きのリスクを意識するようになった労働者のニーズをうまくマッチさせるもので、短期間で効果が出るのではないか。地方銀行の経営統合促進に関しては、低金利や地方の人口減など、より根本的な問題に取り組むことが重要だ。これまでの成長戦略は「第4次産業革命」といった、時代の流れに乗る大きな柱を掲げ、外国に負けないことを目指すものだった。今回は、まだ足りない部分により細かく取り組もうというもので、評価できる。

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