海外情勢

半導体事業に12兆円投資 サムスン、非メモリーを主力に育成 (1/2ページ)

 韓国の電機大手、サムスン電子は先ごろ、スマートフォンなどに使われる記録用メモリー以外の半導体事業に、2030年までに計133兆ウォン(約12兆1820億円)を投資する計画を発表した。人工知能(AI)や第5世代(5G)通信システムへの利用で需要増が見込まれる「非メモリー半導体」を新たな主力事業に育成する。

 これまでサムスン電子を支えてきた記録用のメモリー事業は、製品の供給過剰によって価格が下落し、市場の成長に打ち止め感が出ている。

 実際にサムスン電子の19年1~3月期決算では半導体事業の営業利益が前年同期比64%減の4兆1200億ウォンにとどまり、業績は曲がり角を迎えつつある。

 一方、デジタルカメラの画像センサーなど情報処理に用いられる非メモリー半導体は、AIや5Gのほか自動運転車や多数の機器をネットワークにつなぐIoT(モノのインターネット)にも活用され、成長産業を担う革新技術と目されている。

 サムスン電子は30年までに研究開発費に73兆ウォン、設備投資に60兆ウォンを充て、新たに1万5000人を採用する計画だ。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus