海外情勢

トランプ氏、米航空防衛大手レイセオン買収について「競争上の疑念」を呈す

 トランプ米大統領は10日、CNBCとのインタビューで、米複合企業ユナイテッド・テクノロジーズによる米航空防衛大手レイセオンの買収計画について競争上の疑念を呈した。

 トランプ氏は「合併すると聞いているが、さらなる競争を奪うことにならないか」と語った。米当局が買収計画差し止めを求めるかどうかを問われると、両社が販売する製品に重複がある可能性に言及した。

 ユナイテッド・テクのグレッグ・ヘイズ会長兼最高経営責任者(CEO)はトランプ氏と協議する方針だと語った。

 一方、キャピタル・アルファ・パートナーズのアナリスト、バイロン・キャラン氏は9日付リポートで、重複している分野で司法省が小規模な事業売却を求める公算があるとしながらも、同省が「買収に強く反対することはないだろう」との見方を示した。

 業界で過去最大級の案件となる今回の買収計画が実現すれば、売上高740億ドル(約8兆200億円)の巨大航空宇宙・防衛企業が誕生する。(ブルームバーグ Elizabeth Wasserman)

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