論風

令和時代の日本経済 再生に向けた構造改革急務 (3/3ページ)

 第4に人間の価値と能力を最大化する経営を確立する。高度情報社会で高度技術を設計し、価値を実現するのは人間の能力である。企業全体のイノベーション力を高めることが総合価値向上に決定的に重要である。政府は令和の時代に総合価値向上への企業努力を加速するよう、内外の企業環境を整備し、研究開発機能を充実し、教育改革を加速する政策を展開すべきである。

【プロフィル】福川伸次

 ふくかわ・しんじ 東大法卒、1955年通商産業省(現経済産業省)入省。86年通産事務次官。88年退官後、神戸製鋼所副社長、副会長、電通総研社長兼研究所長を経て、2005年から機械産業記念事業財団会長、12年4月から現職。87歳。東京都出身。

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