海外情勢

自動運転 来月にも提携 VW・フォード、GMやウェイモと競合 (1/3ページ)

 ドイツの自動車大手、フォルクスワーゲン(VW)と米同業フォード・モーターが自動運転技術の開発で提携間近であることが関係者の話で分かった。早ければ7月にも発表される可能性があるという。

 巨大組織の運営想定

 両社は今年1月に商用車と小型トラックを共同生産する提携を発表した際、自動運転車などの技術開発でも協力し、巨額投資の負担分散を図る方針を打ち出していた。関係者によれば、両社はフォードが支援する自動運転技術の新興企業、アルゴAIの評価額をおよそ40億ドル(約4340億円)と算定し、VWからアルゴへの出資などについて数カ月かけて協議してきた。

 この提携は、アルファベット傘下のウェイモ、米自動車大手、ゼネラル・モーターズ(GM)の自動運転車部門GMクルーズが目指す方向と競合する。

 関係者によると、VWとフォードは提携の最大の妨げだった問題のほとんどを解決済みで、自動運転分野で巨大組織を運営する包括的な協業を想定している。

 VWは昨年、米ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市「CES」で米西海岸のシリコンバレーに拠点を置くオーロラ・イノベーションと自動運転技術開発に関する戦略的提携を発表していた。その後、VWはオーロラに買収を打診したものの、経営の独立性を維持し複数の自動車メーカーとの連携を望み、VWの提案を断ったという。

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