海外情勢

ベトナム運輸省、アプリ配車にルーフサイン 義務付け見通し

 ベトナムで、アプリを通じた配車サービスを展開する車両に屋根に設置する「ルーフサイン」が義務付けられる見通しだ。ベトナム運輸省の自動車輸送事業に関する法案について、国営ベトナム・ニューズが伝えている。

 ルーフサインは配車サービス車両が「契約車」であることを示すのが目的。東南アジアの配車サービス大手であるグラブや米ウーバー、ビー、バトなどの配車サービス企業は、「電子タクシー」または「電子契約を使用する契約車両」として運営することになる。ルーフサインの大きさは最小幅12センチ、長さ30センチとされている。

 運輸省は法案について「一般のタクシー会社と配車サービスの平等な競争条件を目指すもの」としている。

 また、ルーフサインがあることで企業は運輸管理が容易になり、乗客も予約した車を簡単に認識できる利点があると説明している。

 運輸業界をたばねるベトナム自動車運送協会は、運輸省案に同意するとしている。

 一方で、市場大手であるグラブはこれに反対の声を上げている。同社は、「契約車両であることを示すサインは既にフロントガラスに表示されており、乗客は車のナンバープレートで運転手を認識し、電話で運転手に連絡することができる」として、新たなルーフサインの必要はないとの姿勢だ。(シンガポール支局)

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