海外情勢

比、最大の貿易相手は中国 18年16.9% 大幅な輸出超過

 フィリピンの2018年の国際貿易収支は前年比10.5%増の1821億5000万ドル(約19兆6800億円)で、そのうち最大の貿易相手国である中国との貿易額は16.9%を占めた。現地経済紙ビジネスワールドが、フィリピン統計庁「18年国際貿易予備報告」の内容を伝えた。

 フィリピンの最大輸出品目は電子機器で、同報告書によると18年は前年比4.5%増の380億1800万ドルと、貿易総額の55.1%を占めた。機械および輸送機器は33億1000万ドルで全体に占める割合は4.8%。機械・運搬設備の輸出は同11.6%減少した。

 電子機器の輸出では、対中国が49億6000万ドルで56.3%を占めた。対中貿易全体では輸出が220億1000万ドル、輸入が88億2000万ドルと大幅な輸出超過となった。

 日本はフィリピンにとって2番目の貿易相手国で、18年の貿易額は全体の11.6%に当たる211億4000万ドルだった。日本への最大輸出品目は電子機器で、輸出額は30億1000万ドルだった。自動車用配線セットが9億6236万ドルと続いた。

 米国は第3の貿易相手国で、18年の貿易額は188億ドルで全体の10.3%だった。対米国の輸出は106億4000万ドル、輸入は80億6000万ドルで輸出超過となった。最大の輸出品目である電子機器の貿易額は51億3000万ドルで、対米輸出全体の48.2%を占めた。米国からの輸入では電子機器が25億5000万ドルと対米輸入全体の31.6%に上り、飼料が12.6%に当たる10億1000万ドルと続いた。(シンガポール支局)

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