海外情勢

ユーロ圏の成長率1.4%に下方修正 欧州委、来年見通し

 欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は10日、ユーロ圏の2020年経済成長・インフレ予想を下方修正した。欧州中央銀行(ECB)は2週間後の次回会合で、利下げをするか追加緩和が近いと示唆する可能性がある。

 欧州委が公表した四半期経済見通しで、2020年のユーロ圏域内総生産(GDP)成長率予測を1.5%から1.4%に引き下げた。下振れリスクが増えたと指摘した。インフレ率については今年、来年ともに1.3%と大幅に下方修正した。ECBは中期的に2%弱のインフレを目指している。

 欧州委は、米中の長引く経済対立と世界貿易の低迷、英国のEU離脱が全て、脆弱(ぜいじゃく)なユーロ圏経済を脅かしていると分析した。

 欧州委のドムブロフスキス副委員長は、「域内経済の底堅さが試されている。域内的には、合意なき英EU離脱が依然として主要なリスク要因だ」と述べた。(ブルームバーグ Viktoria Dendrinou)

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