海外情勢

米金融2社、中国展開弾み モルスタなど 合弁経営権を近く取得

 モルガン・スタンレーとJPモルガン・チェースはそれぞれ、中国合弁事業の経営権取得を間もなく取得する見通しだ。

 モルガン・スタンレーの証券合弁会社の中国側パートナーは合弁会社の株式2%を3億7600万元(約59億円)以上で売却すると発表。買い手候補には今月29日までに入札額を提示するよう求めた。JPモルガンの中国側パートナーも資産運用合弁会社の経営権を2億4100万元で譲渡する意向を示した。

 当局に提出した文書の数字に基づきブルームバーグが算出したところによると、モルガン・スタンレー合弁会社株式の最低売却希望額は企業評価額のほぼ15倍。JPモルガン合弁の株式売却提示額は33%程度のプレミアムが上乗せされている。現時点でそれぞれ合弁企業の株式49%を保有する両行は、中国当局が許す最大限である51%まで保有株比率を高める意向を示唆していた。

 資産運用調査会社のZ-Benアドバイザーズはリポートで、JPモルガン合弁の取引は「かなり割高のようだ」とし、外国銀行は「この基準が今後続く全ての取引に適用される」と認識しておくべきだと指摘した。(ブルームバーグ Jun Luo、Zhang Dingmin)

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