国内

訪日客1663万人、最高更新 1~6月期 中国、ベトナム旅行者増

 観光庁の田端浩長官は17日の会見で、今年上半期(1~6月)の訪日外国人旅行者が推計で前年同期比4.6%増の1663万3600人で、過去最高を更新したと発表した。1月に査証(ビザ)の要件が緩和された中国の個人旅行者が増えたことに加え、日本路線の新規就航や増便などで、ベトナムからの旅行者が大きく伸長している。

 国・地域別では中国が11.7%増の453万2500人でトップ。これに続く韓国は3.8%減の386万2700人、台湾は1.0%減の248万800人と落ち込んだ。このため全体の増加率は、昨年上半期の15%に対し、伸び悩んだ。

 田端氏は、今年下半期は、「昨年が北海道地震など自然災害の影響で伸び悩んだ分だけ、今年は大幅な伸びが期待できる」と指摘。さらに、ラグビーワールドカップ(W杯)効果も加わり、通年でも過去最高の更新の可能性が高いとみる。その上で、政府目標の2020年の訪日外国人旅行者4000万人達成に向け、取り組みを強化する考えを示した。一方、輸出管理強化を契機とした日韓関係の悪化の影響については「7月に入り、日本への社員旅行などのキャンセルが報告されている」と述べ、訪日韓国人旅行者の減少に懸念を示した。

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