海外情勢

フィリピン、ボラカイ島 リゾート再生へ環境対策本格化

 フィリピンのドゥテルテ大統領はこのほど、同国中部にある世界有数のビーチリゾート、ボラカイ島の環境汚染を抑止する「ボラカイ島中期行動計画」を承認した。経済紙ビジネスワールドが伝えている。

 同国大統領府のパネロ広報官が明らかにした。ボラカイ島は汚水や廃棄物などによる環境汚染の深刻化で2018年4月に閉鎖され、同10月に観光客の迎え入れを再開している。

 今回の計画には▽来訪者およびホテルなど宿泊施設に対する規制▽下水処理における固形、液体廃棄物の管理▽生態系の回復▽道路や公衆衛生インフラの改善、先住民のための住宅計画策定-などが盛り込まれた。

 同国国家経済開発庁は計画について「ボラカイ島全体の発展に向けて持続可能な自然を整備し、気候変動にも対応できる世界クラスの観光地であり続ける目標を達成するものだ」としている。

 計画は22年までのもので、同庁は今年1月、実施に必要な予算は推定252億7000万ペソ(約536億9200万円)と指摘した。民間部門から費用の約6割に当たる158億9000万ペソの融資を仰ぐ予定だという。(シンガポール支局)

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