海外情勢

テスラ、販売懸念が再燃 税控除半減 「モデル3」値下げで株下落 (2/2ページ)

 エリングホルスト氏は、テスラの納車全体に占める量産型で価格の低いモデル3の比率が高まる中での平均販売価格(ASP)の変化にも言及し、「重要な問題は残る。ASPが着実に低下し、製品構成が悪化していることを考えた場合、テスラは業績を維持できるのかという懸念だ」と記した。

 テスラはモデル3の最低価格を引き下げる一方、製品ラインアップの簡素化にも動いた。より大型で高価な「モデルS」で標準航続距離バージョンを打ち切ることがその一例。同社のウェブサイトには、現在入手可能なモデルSは7万9990ドルからとある。

 中国でも価格調整

 また、16日には中国で販売するEVも値下げした。テスラの中国代表によると、主力のモデル3は35万5900元(約560万円)からとし、37万7000元から引き下げた。モデルSと「モデルX」も従来から4%下げ、それぞれ77万6900元、79万900元からに改定した。

 同代表によると、今回の値下げは現在建設中の上海工場で生産するモデル3の価格には影響しない。上海工場は年内にも稼働する見通しだという。

 テスラの中国部門は今回の値下げについて、世界的な車種構成の見直しの一環だとしており、「製品を購入しやすくするために価格の調整を続ける」と説明した。(ブルームバーグ Yan Zhang、Sarah Gardner)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus