18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日ぶりに上昇し、前日比3・12ドル高の2万7222・97ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数も22・03ポイント高の8207・24と3日ぶりに上昇した。
米金融政策決定に関与するニューヨーク連邦準備銀行総裁の講演を受けて、利下げへの期待感が高まった。米軍艦がホルムズ海峡でイラン無人機を撃ち落としたと伝わり、ダウ平均がマイナス圏に沈む場面もあった。
銘柄別では、前日の決算発表でクラウド事業が伸びたIT大手IBMが買われた。一方で、加入者数の鈍化が嫌気された動画配信大手ネットフリックスが10%下落した。(共同)