海外情勢

テスラ、米生産拡大を準備 4~6月期納車最高 需要懸念和らぐ

 米テスラはカリフォルニア州フリーモントの電気自動車(EV)工場での生産を拡大する準備をしている。社内メールの写しをブルームバーグが確認した。テスラは4~6月期(第2四半期)の納車台数が過去最高に達した。

 自動車部門のジェローム・ギレン社長は9日、従業員に宛てた電子メールに「このメールであまり具体的に言及できないが、皆さんが今後の展開を喜ぶことは分かっている」と記した。

 テスラの広報担当にボイスメールと電子メールを通じてコメントを求めたが、今のところ返答はない。

 テスラの4~6月期納車台数は市場予想を上回り、同社製EVの需要をめぐる懸念が和らいだ。同社は全ての車両をフリーモントにある同社唯一の自動車組立工場で生産しているが、バッテリーパックなどはネバダ州リノに近いギガファクトリーで製造されている。

 テスラの株価は今年に入り31%下落し、同社の時価総額は410億ドル(約4兆4600億円)に縮小している。

 テスラはこれまでに2019年通期の納車目標(36万~40万台)を大幅に上回る生産を計画していると表明。中国の上海近くに建設中の同社工場が10~12月期(第4四半期)の早い段階で「大量生産」を実現できれば、今年の生産台数は海外を含め50万台に到達する可能性があると、最近の株主への書簡で明らかにしていた。(ブルームバーグ Josh Eidelson)

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