株価・外為

コメ先物試験市場の上場延長認可 農水省、堂島商取に4回目

 農林水産省は7日、大阪堂島商品取引所(大阪市)が申請していたコメ先物取引の試験上場の延長を認可した。延長は4回目で、今回の期間は2021年8月7日までの2年間。

 認可理由として、取引量が一定水準に達しており、取引に参加している生産者が増加傾向にあることを挙げた。コメの現物価格とおおむね一致し、価格変動が見られない点も考慮した。

 堂島商取は当初、本上場への移行を申請したが、移行して扱うには取引量が十分でなく農水省が認めない方針を示したため、試験上場の申請に切り替えていた。

 だが試験上場は市場の成長性を見定める制度で、何度も延長するのは制度の趣旨に合わないとの指摘もある。自民党は5日、政府に対し5回目の延長は行わないよう申し入れていた。

 堂島商取は2年後の本上場を目指し、取引量を拡大したい考えだ。岡本安明理事長は「コメ先物市場の重要性について一定の理解を得られた。本上場実現に向け、邁進(まいしん)する」とのコメントを出した。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus