海外情勢

アルゼンチン危機再燃 マクリ大統領が予備選敗退、デフォルト懸念 (2/2ページ)

 新興国に波及も

 アルゼンチンの混乱が他の中南米の新興国に波及するリスクも高まりつつある。予備選での予想外の結果を受け、アルゼンチンに拠点を持つメキシコ企業の株価が下落した。

 既にブラジルではリセッション(景気後退)入りしたとの見方も出ており、新興国通貨は弱含んでいる。12日の外国為替市場で新興国通貨の対ドル相場は、アルゼンチン問題や香港情勢の緊張を背景に、ドルに対して全面安となった。

 米債券投資大手パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は予備選の結果について「大きな驚きだ。他の新興国市場に一定期間、混乱が広く波及する可能性がある」と指摘した。

 PIMCOのロンドン在勤ストラテジスト、ジーン・フリーダ氏は「債券がネガティブな動きをする可能性や資本規制、ある種の強制的な債務繰り延べの可能性がかなり大きくなった。他の新興国市場への混乱波及が長引くとみる理由はほとんどないが、商いの薄い8月の市場では相場が行き過ぎるリスクが増幅される」と分析した。(ブルームバーグ Sydney Maki、Aline Oyamada)

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