海外情勢

株式トレーダー“厳冬”必至 ウォール街 成績最悪で賞与最大15%減

 ウォール街のトレーディングデスクにとって、今年1~6月の成績は上半期としては過去10年で最悪の結果となり、年末のボーナスへの打撃は避けられそうにない。

 報酬コンサルタント会社ジョンソン・アソシエイツがこのほどまとめたリポートによれば、株式トレーダーのボーナスは最大15%、債券トレーダーは10%それぞれ前年から減る可能性があるという。

 地政学的な不確実性などを背景に2019年の投資銀行とコマーシャルバンクのインセンティブ報酬全体も減少が見込まれ、報酬の目減りは過去4年で3回目となる。

 ジョンソン・アソシエイツのマネジングディレクター、アラン・ジョンソン氏はインタビューで、トレーダーと投資銀行バンカーは「彼らが期待していたと思われる収入が得られなかった」と述べ、「顧客が戻らず、取引高も戻らなかった」と指摘した。

 一方、リテール(小口金融)およびコマーシャルバンク部門のボーナスは、上位米銀の通年の利益を反映し、5%の増加が期待される。ヘッジファンドとプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資部門の賞与は、プラスの資金フローに伴い最大5%増え、資産運用部門は収入減の影響で逆に5%減る公算が大きいという。(ブルームバーグ Hannah Levitt)

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