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国会で広がるバリアフリー化、介護支援での課題も浮上 (1/2ページ)

 5日閉会した臨時国会では、国会のバリアフリー化が進展した。先の参院選でれいわ新選組から当選した重い障害がある舩後靖彦、木村英子両参院議員のため参院は本会議場を改修し、介助者が議場に入ることも可能となった。衆院でも議論が行われているが、一方で介護支援をめぐる課題も浮上した。(今仲信博)

 「全く未知なところがある。体調を管理しながら、活動していきたい」

 1日に国会に初登院した木村氏は、記者団に意気込みを語った。

 参院は難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の舩後氏と、脳性まひで重度障害者の木村氏の初登院に向け、対応を急いだ。大型の車いすのまま着席できるよう、本会議場のいすを取り外してスペースを確保する工事を行い、医療器具用の電源も取り付けた。

 参院議院運営委員会理事会は、議員や参院職員以外は入れない本会議場への介助者の入場を認めた。押しボタン採決は介助者が押し、記名投票は介助者が代筆する。正副議長選挙の記名投票では、介助者が代筆した投票用紙が参院職員に手渡された。

 参院の担当者は「今後気づく点や議員からの要望も出てくるだろう。改善できる部分は積極的に取り組みたい」と語る。

 衆院もバリアフリー対応への検討に入った。7月29日の議運委理事会では、バリアフリー化の議論を進めることを決めた。高市早苗委員長(自民)は「多様な人材を国会に(迎える)ということで、議論しておくべきだ」と述べた。

 施設面での議論は進んでいるものの、舩後、木村両氏が議員活動に取り組むための課題は少なくない。

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