海外情勢

半導体企業、下半期回復困難 証券会社「米中摩擦で需要軟調続く」と指摘

 半導体企業は今年下半期の売り上げ回復を見込めないだろうと米証券会社のカウエンは指摘した。米中貿易摩擦がもたらす悪影響を理由に挙げた。

 同社アナリストのマシュー・ラムゼー氏は「率直に言うと、まだ回復は見られない」と米半導体工業会(SIA)の月次販売データを引用して指摘。同データによると、6月の売り上げは前年同月比18%減少し、「下半期回復への傾斜やペースに対し疑問を投げ掛けている」と分析した。

 ラムゼー氏はさらに、売り上げが「広範囲に軟調な需要環境を引き続き反映」しており、「貿易問題が解決に至るまで」幅広い回復は「抑制される公算が大きい」と予想。回復は2020年にずれ込む可能性が高いとの見方を示した。

 インスティネットのアナリスト、デービッド・ウォン氏も「国際貿易・関税に関連する不確実性」を踏まえ、半導体業界について引き続き慎重だと記した。(ブルームバーグ Ryan Vlastelica)

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