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9月内閣改造、入閣待機組70人「狭き門」 首相、総仕上げ布陣へ  (1/2ページ)

 安倍晋三首相が9月中旬に行う内閣改造では、「入閣待機組」の自民党議員約70人の処遇も焦点だ。首相の通算在職日数は24日で佐藤栄作を抜いて歴代単独2位となり、今回は歴代最長政権も視野に入れた人事になる。昨夏の党総裁選後の前回は首相を支持した各派閥への配慮が色濃く反映されたが、令和3年9月末の党総裁任期満了を見据えた総仕上げの布陣になるとみられ、手腕が未知数の待機組には狭き門となりそうだ。

 内閣改造に向け各派は衆院当選5回以上、参院当選3回以上で閣僚経験のない待機組の処遇を求める。

 首相の出身派閥で党内最大の細田派(清和政策研究会、97人)は入閣待機組を順調に消化してきた。

 衆院では当選7回以上は入閣済みで、6回の西村康稔官房副長官や、西村氏と初当選同期の萩生田光一幹事長代行(5回)らが取り沙汰される。参院では当選5回の橋本聖子前参院議員会長、いずれも当選3回の末松信介参院議院運営委員長、岡田直樹参院幹事長代行が適齢期だ。

 現在、各派で最大となる閣僚5人を抱える麻生派(志公会、54人)は会長の麻生太郎副総理兼財務相が留任の方向だ。待機組では衆院予算委員会の田中和徳与党筆頭理事(8回)が筆頭。先の参院選で5選を果たした武見敬三元厚生労働副大臣も候補に挙がる。同派幹部は「麻生氏を含め4人の入閣が目標」と話す。

 竹下派(平成研究会、53人)内では、日米貿易交渉を担う同派会長代行の茂木敏充経済再生担当相の留任が有力視される。茂木氏以外に「少なくとも1人の入閣枠の確保」(派閥関係者)を目標にしている。待機組では同派事務総長を務める山口泰明組織運動本部長(衆院7回)の初入閣を「最優先の取り組み」(同派幹部)と位置付ける。

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