海外情勢

香港のデモ、小売店も悲鳴 購買意欲の低下・観光に打撃 8月売上高は半減 (1/3ページ)

 中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案をめぐる抗議デモが長期化する中、香港の小売業界に痛みが広がっている。デモの影響で香港人の購買意欲が下がっていることに加え、観光客が激減しており、あらゆる小売店の売り上げが軒並み下落している。

 さらに悪化の恐れ

 香港島西部で乾物店を営むアウ・チュンパン氏の店の月間の売上高は年初から約20%下落した。中国と香港双方の経済成長が鈍化しているほか、度重なるデモで観光客が減少したことが原因だ。アウ氏は「30年近く商売を続けているが、これから何が起こるかは分からない」と語った。

 ビジネス街の高級店からも悲鳴が上がっている。中心街中環の大型ショッピングモール「IFCモール」のサングラスハットはディオールなどの高級ブランド品を販売している。女性店員によると、売上高がデモ開始以来40%減少。デモのたびに閉店を余儀なくされ、販売スタッフらは手取り賃金の減少に苦しんでいる。

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